7月のシジュウカラ


裏庭でヒメジョオンが咲く頃




近くに掛けた巣箱はすでに子育てを終えて空き家になったものもあるが、未だ子育て奮闘中のものもあった。


いつものようにテラスから巣箱を眺めていると、シジュウカラが何かをくわえて
戻ってきた。


 

「なにを捕まえてくるのかな〜?イモムシみたいなのが多いの?」




「でも、小さな昆虫みたいなのも運んでたよ」




「本当だ、いやにちっちゃな虫ね。ヒナだって、一口で 『パクッ!ハイ終わり!!』 ネ。」

 

日増しに巣箱から聞こえてくるヒナ達の鳴き声が大きくなってくる。




巣の中ではヒナが何羽いるのだろう。
シジュウカラは子沢山みたいなので、エサを運ぶ親も必死だ。




「なんだかやつれてきて、かわいそうだよ。」
「ねぇ、目の下にくまもついているみたい(笑)」




「身づくろいするヒマさえないんだろうな〜。お腹周りの羽根なんか、薄汚れてしまっているよ。」
「もう、お疲れモードみたいね〜」




そんなシジュウカラの子育てを知っているのだろう、カラスが定期的に近くに来て 様子を伺っている。巣立つタイミングをねらっているのだろうか?

ヒナたちみんな無事に巣立ってほしい・・・

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