ミニトマト


放っておいても勝手に育つはずのミニトマト・・・

しかし裏庭では過去に2度ミニトマトの苗を植えてみたが、今まで実が収穫できたことはない。

苗を植える時期が早すぎて春に霜にあったり、場所が悪かったり? 原因はよくわからない。

今年はもう霜が降りることはないだろうという5月20日過ぎ、
「多分育たないだろうけれど」とダメもとで日当たりがイマイチの小屋裏のミニ畑に 植えてみた。

 

6月最初の週末、トマトの苗は順調に育っているように見えた。
でも、まだまだ背丈は小さい。




「どうせ 途中でダメになっちゃうのだろうし・・・」

あまり大きくなることは考えず、支柱も 棒1本のみ。
「でも、いつもの年よりは葉っぱがしっかりしてるわね〜」


7月半ば、トマトは急に背丈を伸ばし、大きく育っていた。
黄色い花も 咲いている。




放っておいたので伸び放題、枝も広げ放題、まるで ミニジャングルのような状態。

あわてて支柱を増設し、枝を整理して支柱にとめた。




よくみると、数は少ないが 実もついている。
「ちょっと期待しちゃうな・・・」

でも今まで ここで育ったことがないミニトマトだ、安易な期待は禁物!!


「赤く色づいたかな〜?

8月のお盆休み、ちょっと期待をしつつミニトマトを 確認してみると、ほんの数個のみだけれど赤くなって食べごろに。


 

「わぁ、真っ赤〜、うれしい〜!!」
喜んではみたものの、その味にはかなり不安だ。

収穫し、すぐに朝食に出してみた。




「可もなく不可もなく・・・?」
「酸っぱくはないけれど、香りも少ない?」

裏庭で育った初めてのミニトマト、文句なんか言っちゃぁダメ。
収穫できただけで御の字だもの〜(笑)

とりあえず1つでも収穫できたことが本当にうれしかったのは事実だが、すでに8月半ば、お盆を過ぎればここは完全に秋になる。

朝晩はもう半袖では過ごせないくらい涼しい。

そんな気候の中で今実っているたくさんの緑色トマトたちは、赤くなることが できるのだろうか。

「緑のままで終わってしまったら悲しいわね〜」


9月初め、ご近所のTさんから メールが届いた、
「お宅のミニトマト、 色づいて食べごろになっていますよ〜」と。

そのメールに誘われて、9月最初の週末は小屋へ。

まだまだこれから熟すという緑色の実がほとんどだったが、それでも真っ赤になった実も想像していたより多くあって、早速 トマト摘み〜!




裏庭でとれたインゲン豆と、今年は受粉せず大きくなれないズッキーニ と一緒に朝の食卓へ。




「甘みは少ないけれど、熟したら香りはよくなったわね〜」
「このミニトマト、結構味はいいな・・・」


裏庭周辺ではこれから急に寒くなる季節になる。夏も終わりだね。
それなのに、まだ緑色したトマトがたくさん・・・




どうする?
この、、、緑トマト・・・

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