3年前、自宅の隣人に分けてもらったアサツキ。 翌年には一度掘りあげて植え替えをしたが、その後はそのまま放りっぱなし。 たまに味噌汁などの彩りというか薬味というか、少しだけ葉の緑を活用するだけだった。 4月、福寿草を見に行った際に、山里で収穫したばかりの小さなアサツキを購入。 その夜、山菜天ぷらと一緒に食べたアサツキの酢味噌和えがとてもおいしかった。
「アサツキって、こんなにおいしかったっけ?」
5月、春の庭整理の一環として、雑草のようにあちこちで育っていたアサツキの植え替えをした。
その際、たくさんの細いアサツキを収穫。
土を洗い流してきれいにしたら、意外においしそう。 ということで、サッと茹でて酢味噌和えに。
これが結構いけるんだな〜!!
気をよくして小屋からの帰りに彼の実家に寄って、茹でたアサツキをおすそわけ。 「わ〜アサツキ、私大好きなのよ〜」と、大変喜んでもらえた。 「それにしてもあなた、だんだん山の人になってきたわね〜」 『 山の人 』・・・ 都会育ちの私にとって、それはとても光栄な褒め言葉だった。