ツタンカーメンのエンドウ豆


ツタンカーメンのエンドウ豆を数年前に自宅の庭で栽培したのだが、日当たりが悪くて少ししか収穫ができなかった。

そこで家庭菜園を趣味にされているご近所の方に残りの種豆を差し上げた。

今年の春、その方から「たくさん採れた」と収穫した豆をいただき、半分を豆ごはんにした。残りはビニール袋に入れて冷蔵庫の野菜室に・・・。

すると、野菜室の中で芽を出した。
せっかく芽を出した豆、食べてしまうのはかわいそうな気がした。


7月初め、ダメもとでその豆を裏庭に蒔いた。

畑を作る道具は何も用意していなかった。

そこで土が比較的軟らかそうな所を選び、小枝で少し地面を掘ってバラバラと豆を蒔き、上から少し土をかけた。




7月半ば、土から出た芽は勝手にグングン伸びていた。

風が吹くと倒れて折れそうである。
慌ててそこらに落ちている端材とヒモで支えを施した。(なんといい加減な育て方・・・笑)


8月半ば、背丈は1m位になり、かわいい赤い花も咲き始めた。


 

8月末、サヤもいくつか付いた。





寒くなる前に実が太ることができるのだろうか・・・

実が太っても、野ウサギやサルに食べられてしまわないのだろうか・・・

いろいろ心配したが、9月半ばに無事少し収穫できた。
(ちょっとでも、うれしい!!)


 

もちろんその日のうちに、現場で豆ごはんにした。

このツタンカーメンのエンドウ豆、収穫した豆は普通の緑。
でもこの豆でご飯を炊くと、豆から出た色素でご飯がピンク色に。

そういえば、お花はかわいい赤系、小さい頃のサヤも紫だったネ。

そんなちょっと不思議なお豆なんです・・・

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