基礎工事 1


当初、基礎工事は業者依頼するつもりだった。

しかし、彼の同級生であり山仲間である友人に今回のログ建築の話をしたところ、「せっかく建築関係の仕事に従事している山仲間達がいるのだから、基礎工事もみんなでやろうよ」という話になった。

結局彼らの好意に甘え、基礎工事もセルフビルドになった。


4月半ば、まだ雪が少し残っていたが、ログハウスを建てる場所の地面が出たので、正式に建て位置を決めた。




土地には若干の傾斜があり、前面道路から奥へ少しずつ低くなっていく。

建物はできるだけ道路から離して建てたかったが、道路付近に埋設されている下水マスの位置を考慮し、結局当初の予定よりずっと手前に建てることになった。

 丁張り (水盛り・遣り方)  4月14日

朝早くから友人達が応援に駆けつけてくれた。

早速、建築位置の検討開始。




公園法や別荘地において決められた隣地との距離を確保し、下水管の傾斜角度も配慮し、冬に屋根から落ちる積雪のことも考えると建て位置は簡単には決められなかった。

冬の間に机上で考えていたが、実際に現地で寸法を測りながら考えるのとでは大きな違いがあった。

何事も、経験 ・・・




位置が決まったので、周囲に杭を打った


本日は 総勢6名での作業


水平を見ている


水平位置の墨出し


墨に合わせての板打ち

 整地&ベースの鉄筋配置  4月27−28日



整地開始




整地後の砕石入れ


天圧


鉄筋並べ


鉄筋同士の結束





そして、日が暮れた・・・


 立上部分の鉄筋組み  4月29−30日



鉄筋のサイズカット


そして、曲げ加工


面白そうなので、私もちょっとトライ!!
でも女性の力では全然曲がらない。簡単そうに見えてもかなりの重労働なんだね。




独立基礎用の鉄筋も一つ一つ、手で加工する。




協力してくれた皆さんのおかげで、鉄筋組みは順調に進んだ。



立ち上げ部分の鉄筋配置


鉄筋の結束






この日は友人の依頼で、鉄筋の専門知識がある友人の知人までが手弁当で駆けつけてくれた。




本当に感謝、感謝 !

設備屋さんも作業 4月29日


設備屋さんも来て、一人黙々と配管していた。
お疲れさま~





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