冬の準備4・・・煙突と炉台


薪ストーブを仮置きしたので、次は煙突と炉台作りにとりかかる。

煙突の設置


10月6日、13日

煙突には「シングル煙突」「二重煙突」があるが、私達は予算の関係でシングル煙突。

数年前に自宅に薪ストーブを設置した頃、径150oの煙突はかなり高価だったが、今は薪ストーブがホピュラーになったおかげで、手頃な煙突がホームセンターでも買える。

「値上がりする」という情報を得ていたので、値上げ前(6月)に部材の大半を購入してあった。

いよいよ、その部材を取り付ける時期がやってきた。

まずは妻壁の内側から丸ノコでカット。




外側からも丸ノコでカットした後、手ノコで切り落とす。




そこにメガネ石を差し込んだ。




室内側の煙突 (一部分)



外部の煙突トップ





煙突は支持金具を使ってしっかり固定した。
また、風で飛ばないようにステンレスワイヤーでも固定。




外部煙突、取り付け完了!!

防火壁作り


10月7−8日

煙突の次は、ストーブ背面に設置する「防火壁」。

使用するタイルはホームセンターで購入した。
グラデーションがかかった青系のタイルだ。

「一色だけではつまらない」
 彼の「遊び心」が目を覚ました。

以前自宅に薪ストーブの防火壁を作った時もそう言って、二色のタイルを配した。
自宅のリフォーム時にも壁やドアに「ステンドグラス」をはめ込んだりした。

オーソドックスで頭が固い私と異なり、彼はいろんなところで冒険をしたがる。

「遊び心」と「センス」は必ずしもイコールではない。
デザインが難しい・・・。

今回、私はあまり冒険はしたくなかった。
でも、彼の「遊び心」も大切にしたい。

そこで、色と大きさを変えたタイルを少しだけ入れることにした。



床に並べてイメージ作り



コンパネとケイカル板を合わせた下地ボードをタイルに合わせてカット



使用する道具も準備


今回の壁に使用するタイル、普通は床に使うものらしい。

「大きいタイルは縦に貼らない」とホームセンターの担当者は説明した。
タイルの重さで剥がれ、落下する可能性があるというのだ。

そう言われても、私達はこのタイルを使いたかった。
「どうしても使うのなら、強力なボンドを使って欲しい」

アドバイスに従い、今回は価格が高い「強力ボンド」を買った。

この強力ボンド、とても粘りが強く、塗りつけるのが結構大変。
それにボンドがすぐ乾いてしまうので、ここは二人で共同作業をすることに・・・


私がボンドを塗り


彼がすぐにタイルを貼る


隙間サイズをちゃんと確認しながら、一つ一つタイルを並べていく・・・

「こういう几帳面な仕事、私にはできないのよね〜」(苦笑)

壁半分のタイル貼り付け終了。残り半分も頑張ろう〜っと!
       



一日置いてボンドを乾かした後、タイル目地を塗り込む



目地が少し乾いたら、スポンジではみ出した部分を拭き取る。



「何だか全体に白っぽくなって、なかなかとれないね・・・」
「乾く前にもっと丁寧に落としておくべきだったかな〜?」

炉台作り


10月7日

薪ストーブを置く部分の床にも防火施工をする必要がある。

防火壁と同様に、コンパネの上にケイカル板を置き、そこにタイルを貼る。
使用するタイルは、玄関土間に貼ったのと同じタイル。

タイルはスペースにあわせてカットし、仮置きして確認。




下地にタイル用セメントを塗る。



タイルカットや施工方法はこちらでどうぞ・・・「玄関」



タイルを置く



端の狭い部分もしっかりと・・・



目地を埋め、乾いたら拭き取る。


壁タイルには白い目地剤がかなり残っていて中途半端な仕上がりだが、とりあえずセッティングしてみた。




このタイル壁と後ろの間仕切壁の間には熱を逃がすための隙間も確保してある。

ストーブ周りの仕上げ


10月13日

前回時間切れで出来なかった「タイルの目地剤落とし」からだ。

タイル表面を金ブラシで磨き、こびりついているものはカッターナイフで削り落とした。




最初からグラデーションがかかっているタイルなので、遠目から見れば磨いた成果はわからないかも?

続いて、彼がタイル壁の端を木のフレームで囲んだ。


 


さて、センスはどう・・・?





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