浴室まわりの間仕切壁

 

1階の床施工が終わったので、水周り部分(浴室・洗面・トイレ)を仕切る内装壁(間仕切壁)を作る。

浴槽はユニットバスだが、下半分だけがユニットになっている「ハーフユニットバス」にした。

価格が安く、形になって運ばれてくるのでユニットの組立費がいらない。



浴室壁の上部を「木」そのまま活かせるのもいい。

でも、最近このハーフユニットを出しているメーカーがほとんどない。
知っている限りでは、INAXとTOTOのみ。
だからデザインが選べないのが難点かな。

ユニットバス設置


7月14日

設置する前に、浴室部分のログ壁には防虫防腐塗料を塗っておいた。




ユニットバスの受け材加工して、仮置きをする。

浴室天井


8月14日
ハーフユニットバスには上部壁と天井がついていないので、浴室になる部分には天井を張る必要がある。

まず防水紙を張り、そして天井板を施工する。




隣接する洗面所・トイレにも天井板を張った。
この天井板は、追加部材としてフィンランドから取り寄せた。

間仕切り壁 (フレーム立て)


8月14日、18-19日、25-26日

設計段階で「浴室スペース」には少しゆとりを持たせておいた。

そしてログ壁保護の観点から、ログ壁内側にもう一枚「内装壁」を立てることにした。




内側の壁を受けるフレームをセトリング金物で固定。

同様に間仕切り壁も上部にセトリングスペースを確保し、セトリング金物を使って固定する。




浴室に続く洗面&トイレ部分のフレームも一緒に立てる。

間仕切り壁 (外側仕上壁)


間仕切壁フレームに仕上板(ログパネル)を施工。

内部に通す電気配線も忘れずに・・・






内側板は後日施工する



セトリング部分の造作は、(まるでパズルを組み合わせているみたい。




間仕切壁のリビング側はほぼ完成。

上部セトリングスペースは隠すための板を後日取り付ける。

間仕切り壁 (内側仕上壁)


9月2日

間仕切り壁の浴室側には防水紙を貼り、その上から仕上げ板を施工。

浴室部分の内壁に防腐塗料を塗れば・・・完成。




余談・・・


6月初めに部材が到着し、そしてログ作業を始めてから約3ヶ月がたった。
その間、多くの方々から励ましをいただいた。

実際に現場に「助っ人」として来てくれた山仲間達には大いに感謝している。

特に連休中、本来なら家族サービスをされていたのだろうが、皆快く私達の作業のお手伝いに来てくれた。
犠牲になったご家族のみなさん、ごめんなさい・・・。

「お手伝いに行けないから、現場の皆さんでどうぞ」と地域名産品などを送ってくれた仲間もいた。


また、同じエリアに別荘をお持ちの方々からも、いろんな差し入れをいただいた。

真夏の猛暑、今年は標高800mのここでもかなり暑かった。
そんな時に「暑いでしょう?」と言って、スイカ、アイスクリーム、ジュース、ゼリーetc をいただいた。

熱中症になりそうな気温で少しバテぎみだった時、スイカやアイスクリームを食べると不思議と生き返った。

「これを食べてエネルギーにして!」と、ドライフルーツやチーズケーキetcもいただいた。

休憩時間にちょっと甘いものがあれば、元気百倍になる。


「男一人が作業していても、誰も差し入れなんかしてくれないわよ。 
奥さんも一緒に作業しているから、皆さんいろいろと差し入れしてくださるのよね〜。」

と、作業においてはちっとも手助けにならず、現場におけるその存在理由が危うい私は、この時とばかり、自分の存在有意義性を主張したのであった・・・。


みなさん、本当にありがとうございました。 「ごちそうさまでした!!」



地元の方からいただいた朝採りトウモロコシ

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