9月のアザミ(2024)


年々夏の暑さが厳しくなり、9月に入ってからの残暑も長引く。

そんな残暑厳しい9月初めの週末は、いつものように庭作業。




花が終わったヒメジョオンやコバギボウシなどを刈り取り、長く伸びすぎた枝なども整理していく。

9月初めの庭、メインの花は「アザミ」。




アザミは種類が多いので名前はわからないが、初夏に咲く可愛いアザミとは異なり、花は地味だし、下向きに咲く。
群生石して咲いていても「美しい」とか「かわいい」とは無縁だ。

草丈は150cm以上になり、茎は太く、葉も大きく、としてトゲトゲも立派。
庭では邪魔者でしかない。




大きくなりすぎると風で倒れるので、6月頃に一度上部をカットして、背丈を低く抑えている。

そんな厄介なアザミを刈らずに残しているのには理由がある。




それは、蝶たちが好むから。




朝、庭に陽が射しこむと、どこからともなく集まって来るヒョウモンチョウ。

最近は小屋軒下などでヒョウモンチョウのサナギも見るようになった。




「裏庭生まれのチョウかもしれない」と思うと、愛おしいよね。

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