春の蔓を食す(アケビ&カラハナ)


2024年GW後半、木々の緑が少しずつ増え、地面も緑に覆われてきた。




庭のあちらこちらでアケビのツルが伸びている。

「こんなにたくさんあるし、一度食べてみる?」

アケビの新芽が食べられることは以前から知っていたが、細く小さな新芽をたくさん採るのは大変そうだし、何より「苦い」と聞いていたので食べようとは思っていなかった。




二人で摘んで、一握りほどの量。きれいに洗ってから茹でた




水に晒してアク抜きするのだが、情報によれば1時間ごとに水を替え、それを3回繰り返す。




卵とマヨネーズ醤油をつけていただいた。

シャキシャキ食感が美味しいが、思っていたほどの苦味はなく、特に香りもないので印象が薄い。

翌日、再度少し収穫して、今度は水に晒すのを半分の時間にしてみた。
(水替えも1回のみ)

すると程よい苦みが残って、春の山菜らしくなった。

「これなら来年もアケビの新芽を食べてもいいね。。。」


[ 2024.05.04 ]


その翌日、またまた彼が庭にある他の蔓を採って来た。

「これも食べられるらしいよ。」




採ってきたのはカラハナソウ。
でも小さなトゲトゲががって、あまりおいしそうに見えない。

とりあえず茹でて、ちょっと味見してみた。
アクはなさそうだ。

ということで、これもお浸しに。




アケビの蔓とは違って苦みはなく、ほんのり甘みと香りを感じる。
新潟で食べられる「川流れ菜」に似ているかな?

意外においしい春の新蔓だった。


[ 2024.05.05 ]


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