夏の草餅


毎年5月のGW中に草餅を作っている。

まだ出たばかりの小さなヨモギはやわらかく、虫もいない。

でも小さなヨモギの香りはとてもやさしく、
彼にはいつも「香りが足りない」と言われてしまう。

そこで今年はもう少しヨモギが大きくなるのを待つことにした。

5月末、少し大きくなったヨモギを摘む。




大きくなったと言ってもまだまだやわらかい新芽、
きれいに洗ってから、やわらかくなるまでしっかり茹でる。




色が濃くなってクタクタになったら、細かくきざむ。




連休ではない普通の週末ではここまでが時間的に精一杯。

きざんだヨモギはしっかりラップで包んで冷凍庫へ・・・


[ 2023.05.27 ]



その後、6月半ばに姉と姪っ子が来た時に一緒に草餅を作ろうと思っていた。

しかし毎日出歩いて忙しかったこと、お菓子もいっぱいあったことで、結局その時は草餅を作るタイミングがなかった。

それから約1ヶ月後、7月「海の日」の連休。
連休なので草餅を作って食べる時間もしっかりとれる。

この時のために冷蔵庫で保管していたお餅を取り出す。




小さめにカットして、レンジで加減を見ながらチンする。
一度にやり過ぎるとお餅はかたくなって使えなくなるから注意。

やわらかくなったお餅に解凍したヨモギを混ぜる。




きな粉と少しあんこものせて、初日は「きつねうどん&草餅セット」のランチ。
京都の「力餅食堂」で出てきそうなメニューだね。

冷凍保存したヨモギだけど、草の香りがしっかりあって美味しい。




二日目はきな粉もあんこもどっさりのせて、夕食後のデザートに。




あんこは市販の缶詰を使ったが、きな粉は北海道産青大豆を家でミルした自家製。

自家製きな粉は香りが良く、草餅をクレードアップさせていた。

北海道の大豆が良かったのかな?
自家製きな粉、いい仕事するね!


[ 2023.07.15-16 ]

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