「パートナー募集〜♪」 その後・・・


5月末に気に入った巣箱の前でずっと「パートナー募集♪」をアピールしていたシジュウカラ




その後巣箱の周辺でさえずる姿は見られなくなっていた。

やっぱりパートナー募集には時期が遅すぎたのだろう・・・


それから3週間が経った6月半ば、あの同じ場所に一羽のシジュウカラがとまって 周囲を警戒中。




よく見ると、何かをくわえている




それは、緑色のイモムシ。安全を確認して、シジュウカラは巣箱の中へ・・・






パートナーが見つかったんだね、ヨカッタ〜♪

抱卵中のメスに食べ物を運んでいるのかもしれない。

しばらく眺めていると、短時間で次から次へと虫を捕まえてくる。
狩りが上手みたい♪

巣にエサを運んだら、すぐに飛び去っていく。




名ハンターのお父さん、ガンバッテ〜♪

 

7月最初の週末、盛んに巣箱に出入りする親鳥の姿。

巣箱にいるヒナのために、親鳥はエサは運びに一生懸命だ。




ピッピッピ、ピッピッピ・・・巣箱の近くではヒナたちの声が聞こえてくる。

子沢山のシジュウカラ、この小さい巣箱に何羽いるのだろうか?






捕まえてくるのはイモムシ系が多いが、バッタ類も・・・






じっと見ているとシジュウカラにもそれぞれ性格の違いがあるらしく、メスは戻って来てもほとんど鳴かずに静かにスッーと巣箱に入るが、オスはジュクジュクジュク、ピーピーと 鳴きながら近くを行ったり来たりして、周囲を見回しながらじっくり安全確認をしてやっとヒナたちのもとに。
(そろそろヒナに巣立ちを促すための準備かもしれない)


 

巣箱の中で時々メスは短時間留まっているが、オスはすぐに出ていく。

そしてメスより頻繁に虫を運んでくる。やっぱり狩りが上手なようだ。




巣箱から飛び立つ際にはヒナのフンをくわえて出ることが多い。
だから巣箱はいつも清潔に保たれ、臭わない。






翌日、雨がずっと降り続く中でも・・・






アメニモマケズ 、 カゼニモマケズ 、、、

巣立ちまで、もう少し。
ガンバレ〜!シジュウカラのお父さん、お母さん〜♪

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