シジュウカラさんの好みは?


ここは冬が長い地域なので、冬の間だけヒマワリの種を置いて小鳥たちに少し援助をしている。

エサ台の常連はコジュウカラ(五十雀) とシジュウカラ(四十雀)、
よく似た鳥だがエサ台ではそれぞれ異なる行動を見せてくれる。


ゴジュウカラはよくカップルでエサ台にやってくる。
でも、食べている姿をほとんど見たことがない。

エサ台からヒマワリの種を2粒3粒と口の中に蓄えてそのまま近くの木に移動、そこで木に小さな穴や皮の下などに隠して備蓄している。




その姿はかわいいけれど、あっという間にエサ台が空っぽになってしまうので、うれしいような困るような・・・


一方、シジュウカラは単独で来ることが多く、ヒマワリの種を一粒ついばんでは近くの木の枝にとまり、両足で種を押さえて上から口ばしでトントントン!!




脳しんとうを起こさないかと心配になるが、上手に穴を開けて種の中を食べている。

性格もゴジュウカラよりおとなしいみたいで、エサ台にゴジュウカラがいるときは 少し離れた所でゴジュウカラがいなくなるのを待っている。

シジュウカラは都市部の公園や住宅街でも よく見かける小鳥だが、こんなふうにエサを食べている姿はなかなか見ることができない。


この日はゴジュウカラの姿は近くになかったから、シジュウカラのカップルらしき2羽がボトルタイプのバードフィーダ付近に・・・

種を1粒ついばんで近くの枝でトントン、、、
上手に穴をあけて 中身を食べている。

でも後から来た子は、お気に入りのヒマワリが見つかるまで随分たくさんの種をポイッ!ポイッ!

ちょっとトントンやった後も気に入らなかったらポイして次の種へ・・・
鳥それぞれに個性があるんだなぁ〜

( シジュウカラのお食事風景↓ )



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