キビタキ、窓に衝突!


春、南からやって来たばかりの夏鳥たちに会えるのがゴールデンウィーク中の楽しみでもある。

朝5時半、ロフトのカーテンをあける。

ベッドの中で窓外の新緑を眺めたり 小鳥たちのさえずりを聞きながらゆったりした時間を過ごしていると、、、

バン! 、バン!

窓ガラスに何かが当たって床に落ちた音がした。

「鳥? 」

そう思って 窓外をのぞいてみたら、、、




ベランダ床に小さな鳥、どうやら衝突で脳震盪を起こしたようだ。




黒と黄色の小鳥、『キビタキ』である。

じっとしていて動かないのでちょっと心配したが、しばらくすると頭を少し動かしてようすを伺っている。




今朝は雨降りで、気温も低い。

でもここなら雨は当たらないし、天敵もすぐには来ないだろう・・・
ということで、とりあえず保護せずに見守ることにした。

30分くらいはそこにいただろうか、、、

その後、私たちが再度窓から外をのぞいたのを機にキビタキは意を決したように前方の木まで飛んだ。

「まだ羽が灰色っぽかったから幼鳥かな?初めてここに来たのかもネ。」
「とりあえず、飛べてよかった・・・」

鳥が窓ガラスに映る景色を本物と間違えて衝突してしまうバードストライク、
その対策にはタカとかの猛禽類の絵を窓に貼ると良いらしいが、裏庭にはすぐ近くで子育てをする小鳥たちもいるので猛禽類の絵は貼れない。

ただ、もし今後もバードストライクがあるようなら何か対策する必要はありそうだ。


ということで、彼がこんなものを作った。


 

バードストライク・プロテクター




小鳥が窓に近づかないように猛禽類が描かれた窓用シールも売っているが、裏庭にやって来る小鳥たちを脅かしたくないので手作り。。。

外から見るとこんな感じ。




窓に映った景色を見て飛んできた小鳥たちに、窓辺のリスやウサギが「ここに障害物があるよ」と教えてくれる。

これで窓ガラスに鳥がぶつかるのを阻止できるとイイネ・・・

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