朝散歩でウォッチング 4月半ば


4月半ば、今年初めての「朝散歩で・ウォッチング」

朝6時半すぎ、双眼鏡を片手に小屋から外へ出た。
周囲から美しい小鳥たちのさえずりが聞こえてくる。

木の上の目立つところで精一杯声を張り上げているのは、白い頬がかわいい「ホオジロ」




地味な色だが、なかなかの美声である。

 

トントントン、トントントン・・・湿原の向こうから木を叩く音が聞こえてきた。




木の上にいたのは「アカゲラ」




「あら、よく見える所にいてくれてありがとう〜!」
「でも写真撮るには遠すぎるな〜」

その後もあちこちでアカゲラの姿が・・・


 

「今朝はアカゲラがたくさんいるな〜」

 

「向こうの方でずいぶんにぎやかみたいよ」
「マヒワの団体さんのようだね」




冬の間日本で過ごす「マヒワ」たち、
大きな群れになって、木にとまってみんなでおしゃべり・・・


 

北の国へ帰る旅の途中なのかもしれない。

「それにしても 随分にぎやかね〜」
そう思って木の上を見ていたら、ちょっとした気配で皆で 一斉に飛び立ち、空を 少し旋回したかと思えば、また木にとまる。

それからバラバラと地上(雪の上)に降り、全員で一心不乱に落ちているハンノキの実を食べる。


 

ちょっとした気配にまた一斉に飛び上がって木の上へ。
しばらく様子をみた後バラバラと雪上へ・・・。

そんなマヒワたちの行動を飽きもせず長い時間眺めていた。

黄色いマヒワの群れの中には、赤っぽい「アトリ」も混じっていた・・・




 




道脇の雪どけ水が流れているところで、尾っぽをヒンピン上下させながら歩いているのは「キセキレイ」




「黄色がきれいね〜」

 

ツピツピツピツピと速いテンポでさえずる「ヒガラ」や白眼鏡が愛くるしい「メジロ」も・・・


 

「動きが速すぎて、ピントが合わないよ〜」

 

ウォッチング散歩を終えて小屋に戻り、裏庭にやってくる「シジュウカラ」や「ゴジュウカラ」を観察しつつ、朝食タイム・・・

 

「今日はずいぶんたくさんの鳥が見れたなぁ〜!」

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