12月の小鳥たち


11月半ば、積雪が50cm程度あった。これから約半年間は長い冬になる。




春から秋まで庭でみかけた 蝶や他の虫たちの姿もすでにない。
小鳥達の姿も少なくなったように思える。

 

12月半ばのある朝、庭の木の上で賑やかな声がした。




木の下でコガラが雪上に落ちている実らしきものをついばんでいる。

「カラ類の団体さんかな?」

冬の間、シジュウカラやコゲラ、エナガなどは混群となって一緒に行動している。





そう思って、双眼鏡で 木の上の方を覗いてみたら・・・



模様がカラ類ではなかった。「マヒワ」の群れである。

群れで1本のハンノキに止まって、さかんにその実を食べていた。

「マヒワが来てくれるなんて、うれしい!!」

 

翌朝、やはり庭の木の上が賑やかだ。




"フィーフィー、フィーフィー"

声の主は「ウソ」、オスの喉部分の赤色が美しい。
群れでツルウメモドキの実を食べていた。




「テラスからウソが観察できるなんて、しあわせよね〜!」

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