警戒心のないミニマウス(ヒメネズミ?)


3月半ば、裏庭小屋はまだ背丈以上の積雪に覆われている。




天気に恵まれた日曜日、朝からスノーシュートレッキングに出かけ、午後2時過ぎに 小屋に戻ってみると、玄関ドア脇の壁下からチラチラと顔を出す小さな生き物。




アカネズミ?
それとも体長5〜6cmと小さいから、ヒメネズミかな?

誰もいないテラスで日向ぼっこを楽しんでいたのに、住人の帰宅で邪魔をされたようだ。

でも、どうやら暖かい日差しのテラスは余程心地よかったのか、人間が近づくと安全な壁下に隠れても、すぐに戻ってようすを伺っている。

そのうち人間が危害を加えそうにないことがわかったらしく、少しずつテラス上に出てきて・・・






眠くてたまらないらしく、人間の目の前でスヤスヤ・・・♪


しばらくするとスッキリ目が覚めたらしく、テラスをチョロチョロ動き回って探検。




すぐ上の窓を開けても気付かないとは、なんと警戒心のないことか−笑
私がもしネコだったら今頃胃袋の中だよ・・・




休憩する時は、長いしっぽはは体に巻きつける。
できるだけ小さくなって身を守っているんだろうね・・・


「ほら、手からも受け取って食べるんだよ!」

見ると、ドア脇の定位置で彼からヒマワリの種をもらっている。






「ネズミにエサをやる?」
「だって鳥には冬の間ヒマワリをやっているんだよ。ネズミだって同じだろ?」




そう言いながら、彼はこんなにたくさんの種をネズミさんにプレゼント。

しばらくテラスで食べていたネズミさん、お腹がいっぱいになると貯食のために一つずつくわえて下の方へ運んで行った。






本格的な春の訪れまであと一ヶ月ちょっとだろうか。
元気に、そして捕食者に狙われないように、春まで薪置場で過ごしてね。

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