モリアオガエルの産卵

5月半ば、庭が緑に覆われると、庭の片隅にある小さな池からモリアオガエルの声が聞こえるようになる。

最初は１〜２匹の小さな声が、6月には数匹による合唱へ。

ハルゼミの大合唱の中に混じるカエルの合唱は、毎年繰り返される初夏のBGMである。

6月第4週末。

「枝に産み付けられた卵があるかな?」と池に見に行ったが、周りの枝にはまだ卵塊がぶら下がっておらず、代わりに枝の上に小さな雄のカエルがいた。

普段カエルの姿を見ることはないので、そろそろ産卵を迎える時期になったのかもしれない。

あれ? 隣の木になんか緑の塊･･･、虫が葉っぱを集めて巻いた?

近づいてよく見てみると､､､それは、カエル団子!!

オスたちの下に大きなメスがいるようだが、良く見えない。それに白い卵もない。
産卵はこれからのようだ。(PM1:10)

それから約２時間後(PM3:15)、再び見に行くと･･･
カエル団子の下には真っ白な、きれいな卵塊(泡)

みんな泡だらけだし、滑って落ちそうになっているオスもいる(笑)。

モリアオガエルさんたち、
今年も来てくれてありがとう!!