ねぇ、顔をあげてよ! アナグマさん


2020年7月

今年の梅雨は長雨&大雨で、大きな被害が出た地域も多い。

裏庭の地面も例年以上に水分を含んでいるためか、動物が踏み荒らしたり掘り返した跡があちらこちらに・・・




クマ? サル? それともイノシシ?

そんなことを考えていたある朝、ブルーベリーを覆うネット脇で動く茶色の塊・・・

大きさからすると、タヌキかな?




ブルーベリーが気になったようで、ちょっと立ち上がってネットの上からクンクン・・・

その時にチラッと見えた顔は細長かったので、アナグマのようだ。

このアナグマさん、ブルーベリーに対してはネットを破るまでの執着はなく、、、




ブルーベリーから離れて庭の奥へゆっくり移動し、木陰へ消えた。




しばらくすると、ブルーベリーとは反対側の草間から現れた。

でもこの間もずっと下を向いたままなので、アナグマらしい長い顔と顔のラインがわかりづらい。

地面にいる虫や地中に潜むミミズを探しているのだろう。




以前テラスからフィールドスコープで眺めたアナグマのカップルも、ずっとしたを向いたまま移動していた。

それにしても、少しぐらい止まって顔を上げてくれてもいいと思うんだけれどね。

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