小屋の建設中、ビニールシートで覆って部材を庭で 保管していた。
以前から、板材の隙間に何かの巣があることは わかっていた。
できればそっとしておきたかったので、その部材はシートをかけたまま手をつけずにおいた。
でも、とうとうその部材を使う日が やって来た。
シートをめくり、板を上から少しずつ使っていくと、やっぱり巣らしきものが出てきた。
昼間だからか、人の気配を感じたからなのか、それともすでに放棄されていたのか、巣の中には住人の姿も気配もなかった。
少し大きくて長い枯葉や紙テープを引っ張り込んだのは誰だったのだろうか。
リスやヤマネなら樹上生活だろうし、ヒメネズミなら取り込んだ葉っぱが大きすぎない?
ノウサギやテンには巣が小さすぎるし・・・
大型の ネズミ? それとも 小型イタチのオコジョ?
想像は尽きない・・・
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