春の花たち


ゴールデンウィークの頃、最初に春を告げる「ミズバショウ」




庭の一角に小さな株がちょっとだけ自生していたのを、周りの草を刈ったりして大切に育て、ご近所の方からも苗をいただいたりして少しずつ拡大してきた裏庭の"ミニ水芭蕉園"

いつの日か立派な群生地になることを夢見て・・・

 


ミズバショウに続いて楽しみにしているのが「オオヤマザクラ」








ソメイヨシノのような派手さはないが、自然な感じがとてもいい。
ただ花の命は短いので、なかなか満開の桜に出逢えないのが残念。

 


地面を紫色に染めるのは「スミレ」




小屋を建てた頃は背の高い草に覆われてスミレは少なかったのだが、彼が毎年しっかり草刈をしたことで日当たりがよくなり、スミレが増えた。




紫のスミレが咲いた後に今度は小さな白いスミレに覆われる。
可憐なスミレは春らしい雰囲気がして好き・・・



庭がスミレで覆われる頃、玄関前を彩るのは黄色の「タンポポ」




都会でもよく見かける代表選手も、こうやって群生しているとなかなかいいものである。




黄色い花が終わった後は、真っ白なフワフワ綿帽子。

 


6月初め、寒い日にはストーブのお世話になることもあるここでは 、"初夏" というよりまだまだ "春" である。




周囲の木々に巻きついて勢力的に子孫を増やす厄介者の「ヤマフジ」が上の方で美しい紫の花を咲かせ、日当たりのよい道路脇や野原では「ハルジオン」や「ヒメジョオン」がにぎやかに咲く。




大きな木にびっしり白い花をつけるのは「ミズキ」、
小屋を建てているときに初めて見た満開のミズキは今も忘れられない。






雨のシーズンにひときわ目立つのは 「ウワミズザクラ」
花自体はとても小さいので普通のサクラのイメージとは異なるが、遠くから見ると 木全体が真っ白で美しい。
毎年この花が咲くのを楽しみにしている。

 

6月半ばに咲く「カクボク」は、もう初夏のイメージ・・・




花もゴージャスで ひときわ目立つ存在だ。






街路樹として植えられたらしい「ヤマボウシ」、花の時期が長いがうれしい。
この花が終わると、裏庭周辺は短い夏の時期を迎える。

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