『あわまんじゅう』という響きが魅力的なものに変わったのは10数年前のことだろうか。それまでは「粟(あわ)= 昔の食べ物 = おいしくない」と 勝手なイメージを持っていた。 只見線を旅をした際に会津の柳津駅で売っていた『あわまんじゅう』を購入した。 「田舎のお菓子だから期待できない」という私の偏見を見事に覆し、それ以降柳津を訪れる度に購入するようになった。 その『あわまんじゅう』がこの日訪れた会津美里町の伊佐須美神社で売っていた。
夏なので冷たい麦茶と一緒に小屋のテラスでいただく。 粟の黄色いつぶつぶがかわいらしい。 もちもち食感とやわらかいこしあんがマッチし、庶民的だけれどおいしい和菓子。
お店によって味が少し異なるようだが、柳津以外でも「会津名物」として買えるのがうれしい。
[ 2015.07.19 ]