奥薗流レシピで「草団子」



雪が解けたばかりの裏庭で、まだ小さくてやわらかいヨモギを大きめのザルいっぱいに摘む。




積んだヨモギは洗ってゴミを落としたら、くたくたになるまでしっかり茹でて、包丁で小さくカットしてからブレンダー(ミキサー)でペースト状に。

いつもならお餅に混ぜて「草餅」にするが、今回は父から借りた本『読むレシピ』 にあった奥薗流草団子に挑戦。(本の中では春菊を使っていたが)

ご近所T家のキッチンを借り、山友Koさんも一緒に3人で団子作り。

白玉粉にヨモギペーストを入れて混ぜ、かたさをみながら水を足していく。
粉とペーストを先に混ぜておくのが水っぽくなりすぎを防ぐ奥薗流。

小さく丸めて鍋の熱湯の中へ投入し、浮いてきたら冷水に。




茹であがった団子は濃い緑色。
きな粉と前日に煮たつぶあんをのせたら、ハイ 完成!




小さなヨモギの新芽で作った草団子は香りもやさしく、食べた後にほんのり春の香。

でも、「草の香りが足りない」という彼のために、来年はザル2杯のヨモギを摘まなくてはね・・・笑。



[ 2015.05.05 ]


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